実は私
このブログを始める前は、『現実とは違う誰かになりきりたいな』とか『属性の分からない感じの文章を書きたいな』なんて思ってたけど、実際始めてみると、普通に事実を書いちゃっている。
日常生活をすべてここにさらけ出している訳ではないけれど、改めて『実は私』なんて告白するようなことが見つからない。
隠してることがないわけじゃないけど、隠してることには、やっぱり隠すだけの理由があると思う。
他人からすれば、大したことのない隠しごと、隠しごとと呼ぶにも大げさな小さなことだけれど、面と向かって告白されたら困ると思うんだよね。
お互いが、隠すべきことをしっかり隠しているから、平穏な日常生活が送れている面もあるはず。
実は好きです、とか実はあなたのことを可愛いと思ってます、とか一見ポジティブな内容でも、関係性によっちゃ、相手に恐怖を与えちゃう訳で。
そんなことを考えてると、言えないことが増えてくるから、そういうことをブログに書いてスッキリできたらいいのだけれど、難しい。
本音がポリコレ的に正しかったり、場の常識に一致する人になりたかったなぁ。
兎角にこの世は住みにくい。
今週のお題「告白します」